光熱費の平均はいくら?世帯人数別の相場と節約術を徹底解説

光熱費は家計を圧迫しやすい項目とあって、なるべく節約したいと考える方も多いでしょう。世帯人数によって相場が異なるほか、季節や地域によっても違いが見られるため、時期や環境に合わせた工夫が大切です。
この記事では、光熱費の世帯別の平均相場や季節・地域ごとの傾向について解説します。すぐに実践できる節約術やノウハウについても解説しますので、取り組みやすいところからぜひ実践してみてください。
光熱費の平均はいくら?世帯人数別の相場と内訳

家計の中で大きな割合を占める光熱費ですが、「こんなに高いのはうちだけ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。ここでは、世帯人数別の光熱費の1ヶ月あたりの平均相場と内訳について、総務省統計局のデータを参考に解説します。
まずは、以下の表をご覧ください。
【世帯人数別】1ヶ月あたりの光熱費平均(2024年)

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編2024年 世帯人員・世帯主の年齢階級別
このように、世帯人数が増えるにつれて光熱費の総額は増加しますが、一人当たりの負担額は減少するのが一般的です。以下では、一人暮らしから四人家族以上までの世帯別に、電気代・ガス代・水道代の相場と内訳について詳しく見ていきます。
<一人暮らしの光熱費平均>
一人暮らし(単身世帯)における1ヶ月あたりの水道光熱費の平均相場と電気代・ガス代・水道代の内訳は、以下の表を参考にしてください。
【期間別】一人暮らしの光熱費平均

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別(四半期別)
一人暮らしの光熱費でもっとも割合が高いのが、電気代です。2024年から2025年にかけてのデータを見ると、季節による変動幅が大きいことがわかります。
特に冬場の電気代が高いのは、暖房器具の使用頻度が増えるためです。これから一人暮らしを始める人は、光熱費全体で年間10,000~15,000円前後かかると想定しておくといいでしょう。
<二人暮らしの光熱費平均>
二人暮らしにおける1ヶ月あたりの水道光熱費の平均相場と電気代・ガス代・水道代の内訳は、以下の表を参考にしてください。
【期間別】二人暮らしの光熱費平均

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別(四半期別)
一つ屋根の下で共に生活する人が1人増えると光熱費も倍になると思われがちですが、実際には単純に2倍になるわけではなく、約1.7倍程度に収まる傾向にあります。
二人暮らしにおいても、1月〜3月の冬場に支出がピークを迎え、夏場や春・秋には比較的落ち着いているとわかります。ただし、共働きで日中不在にする機会が多い家庭や在宅ワーク中心の家庭など、ライフスタイルによっても変動しますので、必ずしもこの通りになるわけではない点に注意しましょう。
<三人家族の光熱費平均>
三人家族の1ヶ月あたりの水道光熱費の平均相場と電気代・ガス代・水道代の内訳は、以下の表を参考にしてください。
【期間別】三人家族の光熱費平均

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別(四半期別)
三人家族の場合、一人暮らしの約2倍のコストがかかっていることがわかります。家族が増えることで洗濯や入浴の回数そのものは増えますが、照明器具や空調設備は基本的に家族全員で使用するため、エネルギー効率は高いといえるでしょう。
なお、子供の年齢や生活リズムによっても光熱費は変動します。表で示した平均相場を参考にしつつ、家庭に合わせた適正ラインを見つけることが大切です。
<四人家族以上の光熱費平均>
四人家族以上の1ヶ月あたりの水道光熱費の平均相場と電気代・ガス代・水道代の内訳は、以下の表を参考にしてください。
【期間別】四人家族以上の光熱費平均

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別(四半期別)
四人家族の場合、三人家族と比較しても光熱費全体の総額がそれほど大きく変わらない点に気が付いた方もいるでしょう。ライフスタイルや契約中の料金プランにもよりますが、電気やガスは基本的に家庭内で共有するため、余分に料金がかかったとしても大幅に上がることはありません。
むしろ、人数が多い家庭ほど節約効果が金額として表れやすいことがわかります。しかし、だからといって、電気やガス、水道を無限に使用してもいいというわけではありません。家計全体に占める光熱費の割合を把握した上で、家電の使い方や入浴方法を見直すなどの工夫が大切です。
季節や地域によって変わる光熱費の傾向

先ほど紹介した表からもわかる通り、光熱費は一定ではありません。世帯人数のほかにも、外気温の変化や住んでいる地域(寒冷地か温暖地かなど)といった要素が大きく関係しています。
そのため、季節別および地域別のデータを考慮しないと、実際の生活に即した相場を知ることはできません。冬場は暖房エネルギーを多く消費しがちである旨や地域ならではのエネルギー事情がある旨なども踏まえ、光熱費の傾向を考えてみましょう。
<1ヶ月あたりの光熱費平均と月別の変動推移>
1ヶ月あたりの光熱費平均と月別の変動推移は、以下の表を参考にしてください。
【期間別】1ヶ月あたりの光熱費平均

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編 世帯人員・世帯主の年齢階級別(四半期別)
1月から3月にかけての冬場は特に高く、それ以外の季節はほぼ同程度であることがわかります。夏場は冷房器具の使用頻度が高くなるため電気代は上がりますが、給湯などのガス代は下がりますので、冬場ほど総額は高くならないのが特徴です。
月ごとの平均相場を把握しておくと、高額な請求が来た際に季節的要因なのか単なる使いすぎなのかを判断しやすくなるでしょう。
<夏と冬で大きく変わる電気代とガス代>
電気代とガス代は、夏と冬とで大きく変動します。冬(1月〜3月)は暖房器具と給湯の両方でエネルギー消費量が増えるため、電気代・ガス代ともに年間でもっとも高くなりやすい時期です。
その一方で、夏(7月〜9月)は冷房器具の利用で電気代そのものはかかるものの、外気温との差はそれほど大きくなく、消費電力は冬より抑えやすい傾向にあります。また、夏は水温が高いため、お湯を沸かすのに必要なエネルギーが少なく、ガス代は冬場の半分近くまで下がるといった特徴も見られます。
<水道代は年間を通してほぼ一定で推移>
水道代は電気代やガス代のように季節による大幅な変動はなく、年間を通してほぼ一定で推移しています。ただし、夏場はシャワー回数が増加しやすいこと、家族が増えると洗濯物の量や回数も増えることなどから、多少の増減は見られます。
水道代は基本料金の割引を受けられるケースもあり、節約が可能です。極端な水の使用を避けるといった工夫をすると、毎月の固定費として計算しやすいでしょう。
<地域別の光熱費平均と寒冷地・温暖地の差>
次に、地域別の光熱費平均と寒冷地・温暖地の差について解説します。まずは、以下の表をご覧ください。
【地域別】1ヶ月あたりの光熱費平均(2024年)

参考:総務省統計局|家計調査 家計収支編2024年 都市階級・地方・都道府県庁所在市別
このように、住んでいる地域によって光熱費の平均相場には明確な差があるとわかります。一般的に、寒冷地では電気代がかさみやすく、温暖な地域では光熱費全体が全国平均より安く収まる傾向があります。
ここまで紹介してきた表はあくまで平均的な相場を示したものですが、千葉県を含む関東地方の平均的な水準を知ることで、自分の家庭の光熱費が高いのか安いのかの判断材料にできるでしょう。
<地域別の光熱費平均と寒冷地・温暖地の差>
千葉県を含む関東地方は、全国的に見ると光熱費が比較的安く抑えられている地域です。関東地方は都市ガスの普及率が高いエリアが多く、プロパンガスの地域と比較してガス代を抑えやすいといえるでしょう。
光熱費が平均的な相場であっても、契約プランの見直しなどでさらに節約できる可能性があります。少しでも光熱費を安くしたい方は、ぜひ検討してみてください。
今すぐ実践できる光熱費の効果的な節約方法

ここでは、光熱費が平均より高いと感じた場合や家計をよりスリム化したい場合に効果的な節約方法を紹介します。必ずかかる出費だからこそ、日々の使い方を工夫して、上手に節約しましょう。
ただし、無理や我慢をする必要はありません。無駄を省いたり、効率的な使い方をしたりするなど、できるところから始めることが、継続のコツです。
<電気代を削減するための家電の使い方と見直し>
電気代を削減するには、家電の使い方や見直しが有効です。古い家電を使い続けている場合は、新型の省エネ家電に買い替えると、長期的な節約につながります。
また、契約アンペア数が生活実態に合っているかも確認しましょう。一人暮らしは20A、二人暮らしは30A、三人以上の世帯では40A以上での契約が一般的です。必要以上に高いアンペア数のままだと基本料金が割高になってしまいますので、変更をおすすめします。
<エアコンや冷蔵庫の設定温度を調整する>
エアコンや冷蔵庫は電気代の中でも大きな割合を占めるため、設定温度を調整することで節約につながります。たとえば、エアコンの設定温度を夏は28℃、冬は20℃に近づけると、消費電力を大きく削減できるでしょう。サーキュレーターや扇風機を併用すると室内の空気が循環し、冷暖房効率が高まります。
冷蔵庫の設定温度については、季節に合わせた調整が重要です。夏は「強」、冬は「弱」を目安に調整するといいでしょう。また、食材の詰め方にも工夫が必要です。冷蔵室では冷気の循環を妨げないよう詰め込みすぎず適度な間隔を空け、冷凍室では凍った食材が保冷剤の役割を果たすため隙間なく詰めるのが効果的です。
<待機電力を減らして無駄な消費を抑える>
コンセントにつながれた家電類は、使っていない間にも待機電力が発生します。待機電力そのものは微々たるものですが、積み重なると家計を圧迫しますので、長期間使用しない家電は電源プラグを抜いておきましょう。
ほかにも、人がいない部屋の照明をこまめに消す、テレビをつけっぱなしにしないといった小さな積み重ねも重要です。また、家電に搭載されている「省エネモード」などの機能を積極的に活用するのもおすすめです。
<ガス代を抑制するための調理や入浴の工夫>
ガス代は調理や入浴が大きな割合を占めるため、これらのシーンでガスをどう使うかが重要です。給湯器の設定温度を少し下げるだけでも、年間で見ると大きな節約効果が期待できます。キッチンやバスルームでできるガス代削減のポイントを紹介しますので、参考にしてください。
<お風呂の追い焚き回数を減らす>
お風呂の追い焚きはガスを多く消費するため、家族が間を空けずに入浴するなどして追い焚き回数を減らす工夫をしましょう。フタや保温シートを使ってお湯が冷めないようにするのも、ガス代の節約につながります。
また、シャワー時は出しっぱなしを控え、ためたお湯で身体を流すといった工夫も効果的です。シャワーヘッドを節水タイプに交換するのもいいでしょう。
<調理中の火加減調整と給湯温度の見直し>
調理中の火加減調整と給湯温度の見直しも重要です。強火から中火にするだけでも、ガス代を節約できます。鍋底から火がはみ出さない程度を目安に、火加減を調整しましょう。
食器洗いや手洗いの際は、給湯温度を必要以上に高く設定せず、適温か低めに設定することで節約が期待できます。少量のお湯を沸かす場合は、ガスコンロではなく電気ケトルを使うなど、熱源を使い分けるのもおすすめです。
<水道代を節約するための水回りの利用術>
水道代を節約するための基本は、「出しっぱなしにしない」ことです。ここでは、お風呂やトイレ、洗濯など、水の使用量が多いシーンでできる節約術を紹介します。節水アイテムも積極的に活用して、節約上手を目指しましょう。
<節水アイテムの活用とこまめな止水の実践>
近年は、節水シャワーヘッドや蛇口に取り付ける節水コマなど、家庭でも簡単に設置できる節水アイテムが多数登場しています。1回で使用する水量を自動的に調整してくれるため、無理なく節水に取り組めます。
歯磨きや洗顔中、食器洗いの間は水を流しっぱなしにせず、こまめに止める習慣をつけましょう。また、トイレの洗浄レバーの「大」「小」を適切に使い分けるのも大切です。小さな行動ではありますが、習慣化によって節水につながります。
<洗濯をまとめて行うことによる節水>
洗濯は少量を毎日実施するよりも、洗濯機の容量に合わせてまとめて行うほうが、水と電気の節約につながります。お風呂の残り湯を洗濯の「洗い」工程に再利用すると、大幅な節水が可能です。
ただし、洗濯物を詰め込みすぎると汚れが落ちにくくなりますので、容量の8割程度を目安に投入しましょう。
光熱費の削減には電力会社の切り替えとセット契約が有効
日々の節約努力も大切ですが、根本的な光熱費削減を目指すのであれば、電力会社や料金プランそのものの見直しを検討してみましょう。電力自由化によってライフスタイルに合わせた電力会社を選べるようになり、競争によってお得なプランが増えています。
ガス会社の中には電力サービスを提供しているところもあり、電気とガスのセット契約を利用することでより節約が期待できるでしょう。
<ライフスタイルに合った電気料金プランの選び方>
電気料金プランは、ライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。「在宅ワークで日中電気を多く使う」「夜間の使用頻度が高い」など、各家庭の生活パターンに適したプランが多数用意されています。
まずは、現在契約中のプランと新電力のプランを比較し、基本料金や従量料金の単価を確認しましょう。検針票に記載されている電力使用量などのデータを基にシミュレーションを実施することで、実際の節約額を具体的にイメージしやすくなります。
<電気とガスの契約をまとめるメリットと効果>
電気とガスを同じ会社でまとめて契約すると、セット割などの割引が適用される場合があります。光熱費全体が安くなる可能性がありますので、選択肢の一つとしてぜひ前向きに検討してみてください。
電気とガスの契約をまとめると支払先が一本化され、毎月の家計管理の手間を減らせるほか、支払い忘れも防げます。また、各種手続きも窓口一つで完結するため、利便性が向上するのも、大きなメリットです。
<千葉県にお住まいなら「大多喜ガスの電気」の活用>
千葉県で大多喜ガスの都市ガスを利用している家庭なら、「大多喜ガスの電気」に切り替えることで以下のメリットが得られます。
●電気とガスの使用量および料金を1枚の検針票にまとめられる
●東京電力の送電網を利用するため、品質や信頼性は従来と変わらない
●お住まいの近くにあるサービスショップ窓口にて申し込み手続きができて安心
●Webからの申し込みも可能
●電気とガスのセット割がついてお得
●契約時の手数料や違約金が不要
なお、「大多喜ガスの電気」を新規で申し込むと、基本料金が3ヶ月間無料となります。この機会に、ぜひ切り替えを検討してみてください。
まとめ
光熱費の平均相場と比較して自宅の料金が高いと感じる場合は、季節的要因やライフスタイル、契約プランなどの原因を探ることが大切です。こまめな節電や節水も重要ですが、電力会社の切り替えやセット契約の見直しをすることで、根本的な節約効果が期待できるでしょう。
特に大多喜ガスの供給エリアにお住まいの方は、ガスと電気をまとめると手軽に光熱費を削減できます。切り替えを検討している方は、まずはシミュレーションを試した上で、気軽にご相談ください。

