電気とガスをまとめるメリット・デメリットやおすすめのセットプランを紹介
電気とガスの自由化が始まり、近年ではさまざまな事業者が電気とガスの小売り販売に参入するようになりました。電力会社がガスを供給しているケースも珍しくなく、料金がお得になるセットプランの提供を行っている場合もあります。しかし、電気とガスをまとめることにより、品質や安全性などが変わらないか心配な方も多いのではないでしょうか。今回は、電気とガスをまとめることによるメリットとデメリットについて解説します。セットプランの注意点やおすすめもご紹介しますので、光熱費の節約やお得なサービスを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
電気とガスをまとめる(セットにする)メリット
近年では、同じ電力会社で電気とガスを同時に契約できるケースも珍しくありません。電気とガスを同じ会社からまとめて契約した場合に得られるメリットは、主に以下の4点です。
●セット割引を受けられる
●支払先の一本化で家計管理が楽になる
●1回の手続きで電気・ガスを一緒に切り替えられる
●トラブル発生時の問い合わせを一回で行える
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
<セット割引を受けられる>
契約した事業者によっては、電気とガスのセット割引が適用される料金プランがあります。セット割引がある場合、電気とガスを別々に契約したときよりも光熱費を安くすることが可能です。毎月の光熱費を節約したいと考えている方は、電気とガスのセット割引がある事業者で契約の一本化を検討してみてください。
<支払先の一本化で家計管理が楽になる>
電気とガスを供給している会社が同じ場合、支払い手続きをまとめて一本化できます。支払先が同じであれば、月額料金の引き落としタイミングや請求書・検針票も1つにまとめることが可能です。電気とガスを別々の会社で契約している場合、支払いや送られてくる書類もそれぞれタイミングが異なります。電気とガスを一本化することにより、支払いも書類もそれぞれ1つにまとまって家計管理が楽になるでしょう。面倒な仕分けの手間がなくなり、支出の管理や紙類の整理がスムーズになります。
<1回の手続きで電気・ガスを一緒に切り替えられる>
電気とガスをまとめれば、契約に関するさまざまな手続きを1ヶ所で行うことができます。契約を一本化したことにより、電気とガスの切り替えも1回で済ませることが可能です。電気とガスを別々の会社で契約した場合、切り替えの手続きは個別に行わなければなりません。手続きはそれぞれ別の窓口で行うため、面倒でストレスに感じてしまう方も多いでしょう。電気とガスをまとめることによって、面倒な手続きの手間を省いてスムーズな切り替えが可能です。
<トラブル発生時の問い合わせを一回で行える>
電気とガスを別の事業者で契約している場合、支払い・手続き・問い合わせはそれぞれの会社に連絡をする必要があります。サービスを一本化することにより、問い合わせも同じ会社にまとめることが可能です。問い合わせ窓口が一本化されたことで、連絡先も電気とガスで分ける必要がありません。急なトラブル発生時の連絡先が1つで済めば、緊急時に問い合わせの手間を短縮できます。
電気とガスをまとめる(セットにする)デメリット
電気とガスをまとめれば、光熱費の節約や手続きの手間を省けるなど多くのメリットがあります。ただし、電気とガスのセットには以下のようなデメリットもあるので注意してください。
●まとめるにあたり面倒な手続きが必要になる場合がある
●プロパンガスだと契約できない会社もある
●セット割引がない会社や別々のほうが安いケースもある
具体的なデメリットの内容について、順に解説します。
<まとめるにあたり面倒な手続きが必要になる場合がある>
電気とガスをまとめるにあたり、新たに申し込む場合はそれぞれ契約する必要があります。すでに電気かガスのいずれかを契約していれば片方のみで済みますが、そうでない場合には利用申し込みの手続きを行う手間がかかります。ほとんどの場合、契約手続きは特に難しい内容ではありません。しかし、契約する会社や料金プランによっては必要な情報や書類、確認作業などが多い場合があります。また、住居や利用しているサービスによっては契約が難しいケースもあるので注意してください。
大多喜ガスなら、オンラインの申込フォームから必要事項の入力だけで簡単に申し込めます。切り替えの場合は、検針票をアップロードすれば入力も不要です。検針票が手元にない場合や番号がわからない場合でも、仮申し込みが可能なので安心してください。
<プロパンガスだと契約できない会社もある>
家庭向け都市ガスの自由化は、2017年4月1日の電力自由化の1年後に始まりました。自由化後に参入したガス小売事業者は、都市ガスのみを供給していることが多く、プロパン(LP)ガスに対応していない会社があります。自宅のガスがプロパンガスを利用している場合、契約できないケースがあるので注意してください。プロパンガスに対応していない会社と契約するには、都市ガスへの切り替え工事が必要です。
大多喜ガスはプロパンガスにも対応しており、都市ガス・プロパンガスの利用が可能です。セット割にも対応しているので、切り替えに大きな出費も手間もかからずお得に利用できます。
<セット割引がない会社や別々のほうが安いケースもある>
電気とガスのセット割引は、必ずしも料金が安くなるとは限りません。住んでいる地域と供給会社ごとに料金プランが異なるからです。電気とガスをセットにまとめれば管理は楽になりますが、それぞれを安い会社で別々に契約したほうが料金は安くなるケースもあります。
大多喜ガスは公式サイトに料金シミュレーターを設置しているので、毎月の電気・ガスの使用量を比較することが可能です。
電気とガスを別々(まとめない)で契約するメリット・デメリット
電気とガスを別々で契約した場合のメリット・デメリットは、主に以下のような点が挙げられます。
それぞれのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
<電気とガスを別々で契約するメリット>
電気とガスを別々で契約するメリットとして、主に「料金が安くなるケースがあること」と「選べる料金プランが多いこと」が挙げられます。電気とガスをまとめる場合、どちらも同じ会社の料金プランを選ぶのが基本です。しかし、契約が別々の場合は自由に会社を選ぶことができます。そのため、安い会社を選んで利用料金を徹底的に節約することもできるでしょう。
また、セット割引は対象の料金プランが決まっていたり、基本料金がセット前提で割高に設定されていたりする場合があります。電気とガスが別々なら、契約する会社も料金プランも自由に選べるのでセットにこだわる必要はありません。
<電気とガスを別々で契約するデメリット>
電気とガスを別々にした場合のデメリットは、契約会社が別々になるため手続きや管理の手間が大幅に増えることです。月額料金の請求や検針票・請求書、問い合わせ窓口も別になるので、まとめたときよりも手続きが面倒になります。支払タイミングもずれる可能性が高く、同じ支払方法を利用できるとは限りません。また、電気とガスで契約会社が分かれるため、提供されるサービスやサポートの品質も異なります。運営会社の信頼性もそれぞれ違うため、一方が不安定になってしまうリスクも否定できません。
大多喜ガスはお得な料金設定をしており、 対応している料金プランはセット割引でさらに料金を安くすることができます。創業から約90年 、千葉県内の地域に根差した事業者であり、安定したサービスを提供し続け、地域密着の事業者として実績を積み重ねてきました。
電気とガスをまとめた際のデメリットが圧倒的に少ないため、デメリットを気にされる方におすすめします。
電気とガスのセットプランを契約する際の注意点
電気とガスのセットプランを契約する際には、以下の点に注意しましょう。
●自宅が供給エリアに含まれるか確認する
●現在のプランの解約に解約金が発生するか確認する
●料金をシミュレーションして現在の光熱費と比較する
それぞれの注意点について解説しますので、電気とガスのプランの見直しや乗り換えを検討する際にセットプランを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
<自宅が供給エリアに含まれるか確認する>
基本的に電気やガスは、供給会社が管轄するエリア外では契約できません。特に自由化後に参入した電力会社は、旧一般電気事業者よりも供給エリアが限定されるケースが多いです。電気やガスを申し込む際は、必ずエリアを確認しておきましょう。多くの電力会社の公式サイトには、料金シミュレーターやエリア確認フォームが設置されています。それらを使って、自分の住んでいる地域が供給エリアに含まれているかチェックしてみてください。
<現在のプランの解約に解約金が発生するか確認する>
会社によっては、提供サービスの料金プランに契約期間が設定されている場合があります。契約期間は1~2年など会社ごとに異なり、契約期間中の途中解約で解約違約金が発生する場合があるので注意が必要です。契約期間のある料金プランは、契約満了月に解約すれば解約違約金は発生しません。しかし、自動更新契約だと契約満了月を過ぎると契約期間がリセットされます。契約更新となった場合、次の契約満了月を待たないと途中解約で解約違約金が発生するので注意してください。
料金プランの契約期間の有無は、公式サイトの料金プラン表や利用規約などに表示されています。小さい文字で書かれているケースが多いので、途中解約時の解約金の確認は慎重に行いましょう。反対に解約金がない会社は、公式サイトに大きく表示されていることが多いです。大多喜ガスには契約期間も解約金もないので、急な引越しなどで解約する場合にも出費の心配はありません。ただし、現在利用中の会社から乗り換える場合、解約違約金は発生する場合があるので注意が必要です。
<料金をシミュレーションして現在の光熱費と比較する>
料金の見直しで乗り換えを検討されている場合、公式サイトに設置されている料金シミュレーターを活用しましょう。多くの電力・ガス会社の公式サイトには、大手電力会社と乗り換え後の使用料金を比較できる料金シミュレーターが設置されています。現在住んでいる地域で利用中の大手電力会社の料金プランを入力し、契約予定の新料金プランを選ぶと簡単に利用前と利用後の比較が可能です。お手軽に料金の見直しを図れるので、ぜひ活用してください。
大多喜ガスの【電気・ガス】おすすめセットプラン
大多喜ガスでは自社の電気とガスを契約した場合、月額料金から適用されるセット割引(1%または275円の割引※プランによる)が用意されています。どの程度安くなるのか、大多喜ガスの電気の「お家ぽっ!ぱっ!プラン」と東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの年間比較で見ていきましょう。
条件:東京電力エナジーパートナー「従量電灯B」と大多喜ガスの電気の「お家ぽっ!ぱっ!プラン」(基本料金からセット割引含む)との比較。
大多喜ガスのセットプランを適用した場合電気料金を年間約4.0~5.4%まで節約可能です。電気とガスをまとめるだけで、手続きが楽になるだけでなく電気代を安く利用できます。
大多喜ガスへは、オンラインの申込みフォームで必要事項を入力するだけで簡単に申し込みが可能です。検針票があればアップロードのみ、入力番号がわからなくても仮申し込みができるので心配ありません。申し込みから契約後まですべてオンラインで手続きが可能なため、複雑な契約や操作はないのでどなたでも簡単に利用できる親切設計です。
大多喜ガスで電気とガスをまとめれば、切り替えも支払もすべて一本化でスムーズに利用できます。支払方法もクレジットカードと口座振替から選べて、利用料金もマイページからまとめて確認が可能です。電気もガスも一本化することで、電気代だけでなく家計管理や各種手続きをすべてオンラインで行えます。
大多喜ガスのセットプランの料金シミュレーション
大多喜ガスでは4つの料金プランが用意されているので、お客さまのライフスタイルに合わせた選び方が可能です。どのプランもセット割引の併用が可能なため、電気代を安くすることができます。
月間約250kWhの電気使用量に対し、東京電力エナジーパートナーの「東京電力スタンダードS」と大多喜ガスの「お家ぽっ!ぱっ!Sプラン」で比較してみましょう。
東京電力エナジーパートナーに対し、大多喜ガスはセットプランの適用で約2,000円も電気代を節約できます。「お家ぽっ!ぱっ!Sプラン」は、20~60アンペアの省電力向けの料金プランです。1~2人暮らしの少人数世帯なら、こちらのプランをおすすめします。
次に月間約440kWhの電気使用量で、東京電力エナジーパートナーの「東京電力スタンダードS」と大多喜ガスの「お家ぽっ!ぱっ!プラン」を比較してみましょう。
「お家ぽっ!ぱっ!プラン」は、30~60アンペアの電気使用量が多い世帯向けの料金プランです。東京電力エナジーパートナーに比べ、年間約8,000円もお得に利用できます。
「お家ぽっ!ぱっ!Sプラン」は、電気使用量が少なくてもお得に、「お家ぽっ!ぱっ!プラン」は使うほどお得になる料金プランです。大多喜ガスでは、家族構成やライフスタイルに合わせて料金プランを自由に選べることに加え、セット割引の適用でさらにお得になります。光熱費の見直しや乗り換えを検討されている方にこそ、大多喜ガスで電気とガスをまとめるのがおすすめです。
まとめ
大多喜ガスは、千葉県茂原市に本社を置く創業90年以上の地域に根差したガス会社として知られています。供給エリアが千葉県内に限定されていますが、供給エリアにお住まいの方にお得な料金メニューを提供する電力・ガス会社です。電気とガスをまとめることで料金が安くなり、契約の手続きや管理が大幅に楽になります。ガスの料金プランも都市ガス・プロバンガスを提供でき、すべてセットプランの対象です。今の電気代が高いと感じているのであれば、料金シミュレーターで今の電力会社と大多喜ガスとの料金を比較してみてはいかがでしょうか。大多喜ガスではライフスタイルに合わせた料金プランを選べるので、今までの使い方で電気代の節約が可能です。今の電力会社に不満があるなら、電気もガスも大多喜ガスに乗り換えてまとめることをおすすめします。