電気・ガスの引っ越し手続きガイド|ライフラインは何日前に解約・契約するべき? – 大多喜ガス株式会社(公式サイト) 
大多喜ガスの電気

電気の節約コラム

電気・ガスの引っ越し手続きガイド|ライフラインは何日前に解約・契約するべき?

 

引っ越し時は、電気・ガス・水道といったライフラインの解約および契約手続きが必須です。しかし、手続きを行う期日や方法がわからずにお困りの方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はライフラインの引っ越し手続きの流れについて詳しく解説します。引っ越しを機に電気・ガスをまとめるメリットやおすすめのサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

引っ越し時は電気・ガス・水道の契約・解約が必須

 

引っ越し時は、電気・ガス・水道などのライフラインの解約(旧居での使用停止手続き)および契約(新居での使用開始手続き)を必ず行わないといけません。ここでは、以下の2点について詳しく解説します。

 

●【退去時】電気・ガス・水道はいつ解約する?
●【入居時】電気・ガス・水道はいつ契約する?

 

いつまでに手続きが必要かの目安や手続き方法、立ち会いの有無もまとめましたので、参考にしてみてください。

 

<【退去時】電気・ガス・水道はいつ解約する?>

 

 

退去時のライフラインの解約手続きは電気・ガス・水道ともに引っ越しの1ヶ月前から1週間前までに行うのが目安で、電話もしくはインターネットから申し込みます。退去日当日は、基本的に立ち会い不要です。ただし、ガス・水道に関しては、オートロック物件のように各メーターが室内に設けられている建物だと立ち会いが必要な場合があります。

 

引っ越し前後はバタバタしがちで、ライフラインの解約手続きをつい忘れてしまっていたというケースもあるでしょう。しかし、旧居での解約手続きを行わないでいると新居に引っ越してからも旧居のライフライン料金を請求されてしまいますので、注意してください。

 

<【入居時】電気・ガス・水道はいつ契約する?>

 

 

入居時も退去時と同様に、電気・ガス・水道ともに引っ越しの1ヶ月前から1週間前までを目安に電話もしくはインターネットから契約手続きを行います。電気・水道については、引っ越し後に郵送での開栓手続きも可能です。その場合は、新居に備え付けられている電気使用申込書や水道使用開始申込書に必要事項を記入し、ポストに投函してください。

 

電気と水道の開栓時には立ち会いは不要ですが、ガスの開栓時には立ち会いが必須です。作業員によるガスメーターの開栓やガス漏れの有無といった確認が実施された後、作業完了のサインをして立ち会い終了となります。

 

【退去時】電気の解約(使用停止)手続きの流れ

 

退去時の電気の解約(使用停止)手続きの流れは、以下の通りです。

 

1. 現在契約中の電力会社へ連絡する
2. 最終検針を行う
3. 最終料金を支払う

どのように進めるのか、具体的に解説します。

 

<1.現在契約中の電力会社へ連絡する>

 

電気の解約手続きは、現在契約中の電力会社に連絡する必要があります。引っ越し当日の1ヶ月前から1週間前を目安に、電話かインターネットから手続きを行ってください。1月から3月は新生活に向けた引っ越しシーズンで電話がつながりにくいため、インターネットから申し込むといいでしょう。ただし、「急に引っ越しが決まった」などの理由で退去日まで日数がないときは、電話で直接連絡したほうがスムーズです。

 

解約時は、電力会社に以下の内容を伝えましょう。

 

 

「契約者氏名」は住んでいる人の氏名ではなく、電気を契約した人の氏名であることに注意してください。「お客様番号」がわからないときは、電話で問い合わせれば契約者氏名などの情報をもとに調べてもらえます。

 

「電気の使用停止日」については、電気を止める時間帯を指定できる電力会社とできない電力会社とがあることを覚えておきましょう。時間帯を指定できる場合は、荷物の搬出がすべて完了して電気が必要なくなるタイミングに合わせて指定しておくのをおすすめします。時間指定ができないケースでは、退去日(電気を止める日)の23:59までなら電気が使用可能で、日付が切り替わる0時になったタイミングから電気が停止される仕組みです。

 

<2.最終検針を行う>

 

退去当日は、電力会社のスタッフが訪問する場合もありますが、スマートメーターが設置されている場合は、遠隔で電力メーターの最終検針を行い、最後の電気料金を確定させます。前回の検針から最終検針までの電力使用量を日割りで計算し、新居に請求するという仕組みです。電力メーターの最終検針時には、基本的に退去者による立ち会いは必要ありません。ただし、最終検針で計算された電気料金をその場で現金払いしたいときは、事前に電力会社に伝えておきましょう。

 

<3.最終料金を支払う>

 

先ほどもお伝えしたように、旧居での最後の電気代は、前回の検針から最終検針までの電力使用量を日割り計算した料金が請求されます。クレジットカード・口座振替・振込用紙のいずれかの方法で支払うのが一般的ですが、旧居での電気料金をクレジットカードや口座振替で支払っていた方は、同じ方法で支払うとスムーズでしょう。

 

振込用紙で支払う場合は、電力会社から新居に振込用紙を送ってもらわないといけません。引っ越し先の住所がわからないと電力会社は最終月の電気料金を請求できませんので、電気の解約手続きは新居が確定してから行ってください。

 

 

【入居時】電気の契約(使用開始)手続きの流れ

 

入居時の電気の契約(使用開始)手続きの流れは、以下の通りです。

 

1. 電力会社を選ぶ
2. 電力会社に連絡する
3. 契約内容を確認する
4. 電気を使用開始する

 

詳しい手順について解説します。

 

<1.電力会社を選ぶ>

 

新居で電気の使用手続きをする前に、まずは契約したい電力会社を選びましょう。引っ越しは、電気料金を見直す良い機会です。2016年に電力の小売が全面自由化されたことで、従来の大手電力会社だけではなく、民間企業も電気小売事業に参入できるようになりました。これが「新電力会社」と呼ばれるもので、家庭ごとに電力会社や料金プランを自由に選べるのが大きなメリットです。

 

新電力会社に切り替えると、従来よりもリーズナブルな料金で電気を利用しやすくなります。電気とガスをセットにしたお得な割引プランを提供している電力会社もありますので、光熱費をなるべく抑えたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

 

注意点として、契約を希望する新電力会社が、新居のある地域で電力を供給しているかの確認が必要です。引っ越しまで1週間を切っていると、新電力会社の作業が間に合わないかもしれません。また集合住宅への引っ越しの場合、大家さんや管理会社が電力会社を一括契約していて、自分で自由に選べない場合があることにも注意してください。

 

関連記事:電力会社は乗り換えたほうがお得?選び方と手続き方法について紹介

 

<2.電力会社に連絡する>

 

契約したい電力会社が決まったら、入居日の1ヶ月前から1週間前までを目安に、電話もしくはインターネットから電気の使用開始手続きを進めましょう。急な引っ越しなどの理由で当日でも手続きはできますが、電気が使えない期間が発生する可能性があることは知っておいてください。

 

電力会社に伝える情報は、以下の通りです。

 

 

入居日までに電力会社への連絡が間に合わなかった場合は、新居に備え付けられている「電気使用申込書」を郵送する方法もあります。引っ越し後数日経ってから申込書に記入するケースも考えられますが、記載する日付は「申込書に記入した日」ではなく、「電気を使い始めた日」であることに注意が必要です。

 

<3.契約内容を確認する>

 

新居で電気を開通するにあたり、契約内容を確認してください。特に電力会社に複数の電気料金プランが用意されている場合は、自分がどのプランで申し込んだのかきちんと確認しておかないと、後からトラブルにつながる恐れがあります。料金プランは、電気の使用量が多い時間帯や家族構成などをもとに、いちばん電気代がお得になるプランを選ぶといいでしょう。

 

アンペア数の見直しも大切です。旧居でブレーカーが頻繁に落ちていたというご家庭は、アンペア数の不足が原因かもしれません。一人暮らしなら20A~30A、3人以上の家族で住むなら40A~60Aが一般的です。アンペア数変更の工事は無料で対応してくれる電力会社が多いですが、集合住宅の場合は大家さんか管理会社に確認してください。また、契約アンペア数が高くなるにつれて電気の基本料金も上がりますので、よく考えて決めましょう。

 

<4.電気を使用開始する>

 

引っ越し先の電気の使用開始に立ち会いは不要ですが、新居の電力メーターの形状によっては、入居者側で作業が必要です。丸い板が回るアナログ式の電力メーターであればブレーカーが設置されているはずですので、玄関や洗面台などを確認してみましょう。ブレーカーのスイッチを「アンペアブレーカー」「漏電遮断器」「配線用遮断器」の順に「入」にすると電気が開通し、手続き完了です。

 

数字がデジタル方式で表示されている電力メーターは、スマートメーターといいます。新居にスマートメーターが設置されている場合は、指定した使用開始日時に合わせて電力会社が遠隔操作で開通作業を行いますので、入居者側での作業や立ち会いは不要です。ただし、エコキュート(電気温水器)がついた新居の場合、例外的に立ち会わないといけないケースがありますので、電力会社に確認してください。

 

 

 

【退去時】ガスの解約(使用停止)手続きの流れ

 

退去時のガスの解約(使用停止)手続きの流れは、以下の通りです。

 

  1. 1. 現在契約中のガス会社へ連絡する
  2. 2. 最終検針を行う
  3. 3. ガス栓を閉栓する
  4. 4. 最終料金を支払う

 

一つひとつ詳しく解説します。

 

<1.現在契約中のガス会社へ連絡する>

 

ガスの利用停止手続きは、電気とほぼ同様です。現在契約中のガス会社に対し、引っ越し当日の1ヶ月前から1週間前を目処に電話もしくはインターネットから手続きを行ってください。

 

伝える項目は、以下の通りです。

 

電気の解約手続きとは異なり、ガスは立ち会いが必要な場合があります。オートロック式の物件のように、ガス会社の作業員が自力で立ち入れないケースです。こうした物件では直前に利用停止の手続きを連絡しても、立ち会い日の調整が難しい可能性がありますので、1週間前までを目安に申し込んでください。

 

<2.最終検針を行う>

 

最終検針の流れも、電気とほぼ同様です。退去当日にガス会社の作業員が物件のガスメーターの最終検針を行い、ガスの使用量を確定させます。前回の検針から最終検針までのガス使用量を日割りで算出し、新居に料金を請求するという流れです。

 

<3.ガス栓を閉栓する>

 

退去日当日は、ガス会社から作業員が派遣され、ガス栓を閉栓します。旧居のガスメーターが屋外にある物件では、基本的に立ち会いは不要です。ただし、先ほどもお伝えしたように、オートロック式の物件で作業員が自力で立ち入れない場合は、立ち会いが必要です。

 

<4.最終料金を支払う>

 

旧居での最後のガス代は、前回の検針から最終検針までのガス使用量を日割り計算した料金が請求されます。ガスの閉栓に立ち会う場合は、その場で現金払いも可能です。クレジットカード・口座振替・振込用紙のいずれかの方法で後日精算することもできますので、ガス会社に確認しましょう。

 

 

【入居時】ガスの契約(使用開始)手続きの流れ

 

入居時のガスの契約(使用開始)手続きの流れは、以下の通りです。

 

1. ガス会社を選ぶ
2. ガス会社に連絡する
3. 契約内容を確認する
4. 開栓に立会いする
5. ガスを使用開始する

 

それぞれの詳しい進め方を解説します。

 

<1.ガス会社を選ぶ>

 

2017年から都市ガスも自由化され、電気と同様にガスも一般家庭で自由に選択できるようになりました。電気とセットで申し込むことで割引サービスを受けたり、ガス代を節約したりできる効果が期待できます。引っ越しはガス会社を見直すのに最適なタイミングですので、ぜひ検討してみてください。

 

<2.ガス会社に連絡する>

 

契約したいガス会社が決まったら、入居日の1~2週間前までを目処にガス会社に連絡しましょう。ガスの開栓には必ず立ち会いが必要で、急な連絡だと入居当日に予約を取れない可能性があるためです。

 

ガス会社に伝える内容は、以下の通りです。

 

 

引っ越しシーズンの1月から3月は、予約が取りにくい状況であることも覚えておきましょう。ガスが使えないと新居で料理をしたりお風呂に入ったりもできませんので、余裕を持って連絡してください。急な引っ越しでも、入居日が決まり次第できるだけ早めの連絡をおすすめします。

 

<3.契約内容を確認する>

 

ガス会社と契約を交わす前に、内容をしっかり確認しておきましょう。特に新居のガスの種類がプロパンガスなのか都市ガスなのかの違いは、重要です。

 

また、旧居のガス機器をそのまま新居に持ち込む場合、新居のガス機器が今と異なっていると新たに購入しないといけません。ガスの種類が異なっている場合もそのままではガス機器が使えない場合があります。新居のガス機器やガスの種類がわからないときは、不動産会社に必ず確認してください。

 

<4.開栓に立会いする>

 

ガスの開栓時は、必ず立ち会いが必要です。立ち会うといっても、作業自体はガス会社の作業員がすべて行いますので、入居者側は一緒に確認するだけで問題ありません。所要時間は、約15~20分かかります。ガスメーターの開栓やガス漏れの有無の確認などを実施した後、ガス器具の取り扱い方法や注意点の説明を受けるという流れです。

 

基本的に契約者本人が立ち会いますが、どうしても難しいときは家族や知人、大家さんといった信頼できる代理人にお願いすることもできます。面倒に思う方もいるかもしれませんが、ガスの取り扱いについて作業員から説明を受けることは、法律で義務付けられている重要な項目です。ガスは使用方法を一歩間違えると重大な事故につながってしまいますので、しっかりと説明を受けてください。代理人が立ち会った場合でも、必ず契約者本人に内容を伝えましょう。

 

<5.ガスを使用開始する>

 

ガスの開栓作業が終了して作業完了の書類にサインをしたら、新居でガスの使用を開始できます。「しばらく問題なく使えていたのに、急にガスがつかなくなった」というときは、何らかの理由で安全装置が作動しているかもしれません。その場合は、復旧作業を行えば、再度ガスを使えるようになります。復旧作業は入居者でも実施できますので、開栓の立ち会い時に方法を必ず確認しておきましょう。

 

 

 

引っ越しするタイミングで電気・ガスを一括にまとめるのがおすすめ

 

 

従来は地域ごとに電力会社やガス会社の管轄が決められており、引っ越し先の電気やガスの契約先も決められていました。しかし、電気・ガスともに自由化され、現在ではエリアに関係なく家庭ごとに契約先を自由に選択できるようになっています。

 

引っ越しは、光熱費を見直す絶好のタイミングといえるでしょう。事業者の中には電気・ガスのセットプランを提供しているところもありますので、引っ越しを機に契約先をまとめるのがおすすめです。電気・ガスをまとめると、基本料金や従量料金の割引を受けられるといったメリットがあります。また、バラバラに来ていた請求書を一本化でき、管理も楽です。

 

ライフスタイルに適した電力・ガス会社を選定できれば、光熱費の節約につながります。引っ越しを機に契約先を見直したい方は、電気・ガスをまとめられる事業者に連絡してみてください。

 

 

大多喜ガスのガス・電気のセット契約

 

 

現在、大多喜ガスの都市ガスを利用しているご家庭には、電気とのセット契約がおすすめです。ガスの検針票に電気の使用量と料金も記載されますので、1枚の検針票で光熱費を楽に管理できます。もちろん、まとめて支払いも可能です。また、大多喜ガスでガスと電気をまとめると、セット割もついてお得に利用できます。二人暮らしおよび4人家族の事例を参考に、どのくらいお得なのか見ていきましょう。

 

【二人暮らしの場合】

 

 

たとえば、共働きで電気を使う機会が少ない二人暮らしの場合、大多喜ガスの「ガス」と「電気」をセットで契約すると、電気代が年間で約2,400円お得になります。

 

【4人家族の場合】

 

 

小さな子どもが2人いて日中は在宅していることが多い4人家族の例では、大多喜ガスの電気をセットで契約すると年間の電気代が約10,000円お得になります。

 

大多喜ガスの電気には、契約期間の決まりはありません。また、契約を解除しても違約金や手数料はかかりませんので、安心して切り替えることができます。

 

まとめ 

 

引っ越し時は、電気・ガス・水道などのライフラインの使用停止・使用開始手続きが欠かせません。旧居での契約をそのままにしておくと引っ越し後も旧居の請求が発生してしまいますので、必ず解約手続きを行ってください。

 

新居への引っ越しは、光熱費を見直すのに最適のタイミングです。大多喜ガスでは、ガスと電気をまとめて申し込むとお得になるセット割を提供しています。1枚の検針票でガス・電気の使用量や料金がわかり、管理が楽です。また、電気の契約期間の縛りや解約時の違約金も発生しません。この機会に、ぜひ乗り換えを検討してみてください。