エアコンの電気代はいくら?1時間・1か月の目安と節約術 – 大多喜ガス株式会社(公式サイト) 
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電気の節約コラム

エアコンの電気代はいくら?1時間・1か月の目安と節約術

 

2026年4月、新たな気象用語として、最高気温40度以上の日が「酷暑日」として追加されました。命に関わる危険な暑さが続く中、エアコンの活用が推奨されています。その一方で、気になるのが、エアコンの電気代です。物価が高騰し続ける今、なるべく電気代を節約したいという家庭も多いでしょう。

 

今回は、エアコンを1時間・1か月使用した場合にかかる費用の目安と節約術について解説します。暑い夏を乗り切るためにも、ぜひ参考にしてください。

 

 

エアコンの電気代はいくら?1時間・1か月の目安

 

 

エアコンを1時間・1か月使用した場合の電気代について、以下の表にまとめました。

 

 

※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」に登録された各畳数クラスの全機種のうち、消費電力・期間消費電力量の最小値・最大値をもとに算出。電気料金単価は、31円/kWh(税込・全国家庭電気製品公正取引協議会目安単価)を使用。冷房期間135日間・暖房期間160日間、1日18時間使用の期間消費電力量から按分。
※実際の金額は使用機種・住宅環境・電力契約により変動する

参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

対応畳数が大きくなると、その分、電気代の負担も増えます。
ただし、実際の電気代は、電力会社との契約内容やプラン、エアコンの設置環境、使用状況などの条件により変動します。
上記で算出した数値は、あくまで一例としてお考えください。

 

 

エアコンの電気代の計算方法

 

 

エアコンの電気代を計算するには、消費電力から算出する方法と期間消費電力量から算出する方法とがあります。ここでは、それぞれの計算方法について解説しますので、ご自宅にあるエアコンでも試してみてください。

 

<消費電力(kW)から1時間あたりの電気代を計算する方法>

 

1時間あたりの電気代を算出するには、以下の計算式が基本です。

電気料金単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価「31円/kWh(税込)」を用いました。

 

たとえば、消費電力0.7kWのエアコンを1時間使用した場合、「0.7kW×31円/kWh×1h=21.7円」となり、約22円の電気代がかかると予想できます。

 

<「期間消費電力量」から1か月・1年間の電気代を計算する方法>

 

1か月の電気代を計算するには、期間消費電力量から算出する方法がおすすめです。

たとえば、パナソニックのXシリーズ14畳用モデル(CS-X406D2)で計算すると、「(297kWh÷135日×30日)×31円=2,046円/月」となります。

 

1年間の電気代を計算する場合も、期間消費電力量を用いた計算が可能です。


パナソニックのXシリーズ14畳用モデル(CS-X406D2)で計算した場合、「1,066kWh×31円=33,046円/年」となります。

 

なお、期間消費電力量と混同されやすい用語として、定格消費電力が挙げられます。定格消費電力は、一定の条件のもとでエアコンを安定的に使用した場合に消費される電力のことです。

 

その一方で、期間消費電力量とは、特定の期間にエアコンが消費する総電力量を意味します。実際の消費電力量に近いため、電気代の計算に使われることが多いです。

 

 

エアコン(冷房)の電気代の目安

 

 

エアコンで冷房を使用した場合の1時間・1か月あたりの電気代の目安について、対応畳数別に紹介します。

 

<冷房の1時間あたりの電気代(対応畳数別)>

 

エアコンの冷房における1時間あたりの電気代について、対応畳数別に表にまとめました。

参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

<冷房を1か月使った場合の電気代>

 

上記のデータに基づき、冷房を1か月あたりで使用した場合の電気代の目安は、以下の表の通りです。

参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

 

エアコン(暖房)の電気代の目安

 

 

次に、エアコンで暖房を使用した場合の1時間・1か月あたりの電気代の目安について、対応畳数別に紹介します。

 

<暖房の1時間あたりの電気代(対応畳数別)>

 

エアコンの暖房における1時間あたりの電気代について、対応畳数別に表にまとめました。

参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

<暖房を1か月使った場合の電気代>

 

上記のデータに基づき、暖房を1か月あたりで使用した場合の電気代の目安は、以下の表の通りです。

参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

 

暖房の電気代が冷房より高くなりやすい理由

 

 

暖房の電気代が冷房より高くなりやすいのには、理由があります。一般論として、夏は外気温35℃に対してエアコンの設定温度は27℃が推奨されており、その差は8℃です。その一方で、冬は外気温7℃に対してエアコンの設定温度を20℃とした場合、その差は13℃もあります。

 

エアコンは、設定温度との差が大きい運転開始時に消費電力が大きくなりやすい傾向にあります。冬は外気温と設定温度の差が大きく、熱負荷が大きいため、エアコンが消費する電力量も増えます。そのため、暖房は冷房よりも電気代が高くなりやすい傾向があります。

 

 

エアコンの除湿(ドライ)の電気代は冷房と何が違う?

 

エアコンの除湿(ドライ)には、「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。それぞれの仕組みや電気代の違いについては、以下の表を参考にしてください。

 

 

以下で、さらに詳しく解説します。

 

<弱冷房除湿の電気代>

 

冷房は部屋の温度を下げるため、除湿(ドライ)は部屋の湿気を除去するために使用されるのが一般的です。ともに「空気を取り込んで冷やす」という過程は共通していますが、冷房は室温を下げることを優先して運転します。そのため、湿度が下がる前に部屋が冷えすぎることがあります。

 

その一方で、弱冷房除湿は、冷房よりも弱い能力で空気を冷やしながら、湿度を下げるのが大きな特徴です。冷房よりも消費電力が小さく、電気代は冷房より安くなる傾向があります。ただし、機種や使用環境によっては、冷房と同程度になる場合もあります。

 

<再熱除湿の電気代>

 

再熱除湿は、冷やして除湿した空気を適温まで温め直してから、室内に戻す仕組みです。室温を下げにくい一方、空気を温め直すため、冷房や弱冷房除湿よりも電気代が高くなりやすい傾向があります。

 

室温への影響を抑えながら湿度を下げられるため、肌寒い日や梅雨の時期、部屋干しをしたいときなどに適しています。近年は、温度や湿度に応じて運転方法を自動調整し、快適性と省エネ性の両立を図るハイブリッド除湿機能を搭載したモデルもあります。

 

 

エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代

 

 

エアコンを1日つけっぱなしにした場合の電気代の目安について解説します。こまめに消すよりおトクなケースもありますので、電気代を節約したい人は必見です。

 

<1日つけっぱなしにした場合の電気代(対応畳数別)>

 

冷房あるいは暖房をつけっぱなしにすると想定した場合の1日あたりの電気代および1か月の換算額は、以下の表の通りです。

 

※資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」の各畳数クラス全機種の期間消費電力量(1日18時間使用想定)をもとに、24時間使用に換算して算出。電気料金単価31円/kWh使用。実際の金額は使用機種・住宅環境・電力契約により変動する
参考:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ電子版」

 

対応畳数が大きくなるほど電気代も高くなりますが、だからといって、部屋よりも小さな畳数のエアコンを選ぶのはおすすめしません。いつまで経っても部屋が冷えず、かえって電気代が高くなるためです。設置する部屋の広さを確認した上で、適した対応畳数を選びましょう。

 

<こまめに消すより「つけっぱなし」がおトクな外出時間の目安>

 

こまめに消すよりも「つけっぱなし」がおトクになるケースは、以下の通りです。

 

 

電気代を節約したいがために、「部屋が涼しくなったらスイッチを切り、暑くなったら再びつける」「短時間の外出でも切る」という人もいるでしょう。しかし、エアコンは、起動直後から設定温度に近づけるまでにもっとも電力を消費します。部屋を瞬間的に涼しくするために多くのエネルギーを使用しますので、こまめに入切を繰り返すと、かえって電気代が高くなる場合があります。

 

そのため、外気温や住宅環境などによって異なりますが、30分程度の短時間なら、つけっぱなしにしたほうがおトクといえます。ただし、数時間以上外出する場合は、消したほうが電気代の節約につながるでしょう。

 

 

設定温度・室温を見直して電気代を抑えるポイント

 

 

エアコンの電気代は、設定温度や室温を見直すことで抑えられるかもしれません。ここでは、電気代節約のポイントについて解説します。

 

<設定温度を1℃変えるとどのくらい節約になるか>

 

まずは、以下の表をご覧ください。

 

参考:資源エネルギー庁「空調|無理のない省エネ節約」

 

冷房は1℃上げるだけで年間約940円、暖房は1℃下げるだけで年間約1,650円もの節約につながります。このように、設定温度を1℃変えるだけでも節約効果が期待できますので、無理のない範囲で試してみてください。

 

<環境省が推奨する夏28℃・冬20℃の室温の目安>

 

環境省では、夏は室温28℃、冬は室温20℃を、快適性を損なわない省エネの目安としています。あくまで「室温」の目安であり、エアコンの設定温度をこのようにすればいいわけではない点に、注意が必要です。

 

このように、季節に応じて設定温度を上げ下げすることで、電気代の節約が見込めます。ただし、節約に捉われすぎると、体調に影響する恐れがあります。体調が最優先であることを忘れず、無理のない範囲で取り組むことが大切です。

参考:環境省「エアコンの使い方について」

 

 

今日からできるエアコンの節電方法

 

 

エアコンの節電方法としては、以下の4つの方法がおすすめです。

 

・フィルターを2週間に1回掃除する
・風量設定を「自動」にする
・室外機まわりの環境を整える
・サーキュレーターや扇風機を併用する

 

単独でもある程度の効果は期待できますが、それぞれの方法を組み合わせることで、より電気代を抑えやすくなるでしょう。特別な費用や時間をかける必要はありませんので、できるところからぜひ実践してみてください。

 

<フィルターを2週間に1回掃除する>

 

エアコン内部のフィルターが目詰まりすると、吸いこむ空気の量が少なくなり、運転効率が低下します。その結果、部屋を冷やすのにより多くの電気が必要となり、電気代が高くなりやすいです。

 

フィルターは、2週間に1回を目安に掃除しましょう。フィルターに付着したゴミやほこりは、掃除機である程度吸い取れます。水洗いする場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯でやさしく洗い、日陰でしっかりと乾かしてください。

 

なお、月に1~2回フィルター清掃を実施した場合、年間で約31.95kWhの省エネとなり、約990円の節約が期待できます。

参考:資源エネルギー庁「空調|無理のない省エネ節約」

 

<風量設定を「自動」にする>

 

エアコンの風量は、「自動」に設定するのがおすすめです。スイッチを入れてから設定温度に到達するまでは強風で、部屋が冷えてきてからは快適性をキープできる風量へと自動で調整します。

 

はじめから「弱」や「微風」で運転するのは、おすすめしません。エアコンは、運転開始直後から室温に到達するまでは、早く部屋を冷やそうとして多くの電気を使用します。このときに弱風や微風だと冷えにくく、設定温度に到達するまで時間がかかり、かえって余分な電気を使ってしまいます。

 

風量の自動設定は、冷暖房どちらでも利用可能です。手動で風量を調整する手間がなくなるほか、運転効率も上がりますので、ぜひ活用してみてください。

 

<室外機まわりの環境を整える>

 

室外機まわりの環境を整えることも大切です。室外機は、直射日光や地面からの照り返しに晒されると高温になり、室内の熱をうまく放出できなくなって余分な電力を消費します。

 

そのため、なるべく直射日光が当たらず、日陰ができる場所に設置しましょう。室外機の上にタオルを載せる人もいますが、吹き出し口や吸い込み口が塞がれるとパワーダウンし、かえって電気代がかかりますので、注意が必要です。

参考:資源エネルギー庁「空調|無理のない省エネ節約」

 

<サーキュレーターや扇風機を併用する>

 

サーキュレーターや扇風機を併用するのも一手です。室内の冷気は床付近に、暖気は天井に溜まる性質がありますので、サーキュレーターを使って空気を循環させることで温度ムラをなくし、エアコンの負担も減らせます。

 

扇風機を併用する場合は、エアコンから来る風を背にして、風を送る方向に扇風機を向けると、冷たい風を効率的に届けられます。サーキュレーターや扇風機はエアコンに比べて消費電力が小さく、併用しても電気代には大きく影響しませんので、取り入れやすいでしょう。

 

 

使い方の工夫だけで足りないと感じたら、電力会社の見直しも検討

 

 

電気代を節約するには様々な工夫がありますが、ここまでご紹介した工夫だけでは限界があります。より電気代を抑えたいなら、単価そのものや契約中のプランの見直しも視野に入れましょう。大多喜ガスの契約者には、「大多喜ガスの電気」とのセット契約もおすすめです。

 

<電気の使用量を減らす節約には限界がある>

 

「使った電力量×電気料金単価」のうち、使い方の工夫で削減できるのは、基本的に「使った電力量」のみです。ご紹介してきた節約術を取り入れるにしても限界がありますが、単価を下げれば、これまでと同じ使い方でも、家全体の電気代を抑えられる可能性があります。

 

家族構成に応じたプランや、ライフスタイルに合わせたプランを提供している電力会社も多いです。引っ越しなど、生活環境が変化するタイミングは、プランを見直す絶好の機会といえます。

関連記事:電力会社は乗り換えたほうがお得?選び方と手続き方法について紹介

 

<大多喜ガス契約者は「大多喜ガスの電気」をセットにすると電気代を抑えやすい>

 

大多喜ガスで都市ガスまたはLPガスを契約中の方は、電気を「大多喜ガスの電気」に切り替えると、セット割が適用されます。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bなどと比較すると電気料金を抑えられる可能性がありますので、この機会に切り替えるのがおすすめです。二人暮らしおよび4人家族の事例を参考に、どのくらいお得なのか見ていきましょう。

 

【二人暮らしの場合】

 

 

たとえば、共働きで電気の使用量が少ない二人暮らしの場合、大多喜ガスの「ガス」と「電気」をセットで契約すると、電気代が年間で約2,400円お得になります。

 

【4人家族の場合】

 

 

小さな子どもがいて日中は在宅していることが多い4人家族の例では、大多喜ガスの電気をセットで契約すると年間の電気代が約10,000円お得になります。

 

なお、大多喜ガスの電気には契約期間の縛りがなく、解約時の違約金や手数料は発生しません。また、検針票が一本化され、家計管理がグッと楽になるのも、魅力的なポイントです。

 

まとめ 

 

冷房使用時の電気代は、対応畳数に応じて1時間あたり11.9~99.2円、1か月あたり1,116~7,309円が目安です。また、暖房使用時は、1時間あたり12.1~99.2円、1か月あたり2,372~13,566円が目安となります。30分程度の外出であればつけっぱなしにしておき、数時間以上の外出時には消すようにすると、節約につながるでしょう。

 

電気代を節約するには、フィルターの定期的な掃除や風量の自動設定、室外機まわりの環境の整備、サーキュレーター・扇風機の併用などの方法が挙げられます。大多喜ガスで都市ガスまたはLPガスを契約中の方は、電気を「大多喜ガスの電気」に切り替えるとおトクに利用できますので、選択肢の一つとして検討してみてください。